楽典講座 |
DTM ・レコンポーザ
|
雑記 ・Diary(茜音雑記)
|
作品 5/15new! |
BBS名言集 ・レコポでAUDIO同期 ・歪みと倍音 ・FMのお話 ・レコポvs他シーケンス
|
外注 ・
|
音階 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
さあ、いよいよそれっぽくなってまいりました。(^^) 日本の音階、ギリシャ旋法・・・etc。色々な音階がありますが、ここでは基本的な音階についてのみ触れることにします。 では、音程を理解している前提で、音階について書いていきます。 音程って何?という方は、こちらを参考にしてみてください。→音程 音階とは、ある法則に従って、きれいに2度ずつ並べられた音の配列です。 この法則によって、dur(長調)にもなり、moll(短調)にもなります。 音階は、大きく分けて2種類あり、それぞれ♯系と♭系があります dur(長調)・・・楽しい(明るい)感じの調 moll(短調)・・・悲しい(暗い)感じの調 短調は、更に3種類あります。 楽譜冒頭部分にたくさんの♯や♭が記譜されているのを見たことはありませんか? それは無意味に並べられているのではなく、これもある法則に従ってきれいに並べられています。
楽譜冒頭部分にある♯や♭の数は、曲の調を指定するのもので、調号といいます。 dur(長調)から説明します。まずは、ざっと見てみて下さい。 《 ♯系 dur》
・♯が3個付くdurは何でしょう?→A dur (ドラッグしてね。)
♯を一番はじめに記譜する所はファです。
*第1線と第2線の間を第1間といい、第2線と第3線の間を第2間、第3線と第4線の間を第3間、第4線と第5線の間を第4間といいます。 ・E durは、どこに♯が記されますか?→ファ・ド・ソ・レ (ドラッグしてね。) ♯の付く位置、♯の数、調の関係は以上です。 どんな種類の♯系durがあるかは分かりましたか? さあ、いよいよdurを決定付ける法則についてです。 調号なし(♯0個)のC durを例にあげてみます。 冒頭で書いた音階はある法則に従ってきれいに2度ずつ並べられた音の配列という言葉を思い出して下さい。 C durは、ド(C)の音から始まる長調です。 「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・(ド)」という音で構成されています。 隣り合う音の音程を調べてみましょう。隣り合う音とは、「ド・レ」「レ・ミ」「ミ・ファ」・・・です。
C durは、長・長・短・長・長・長・短という要素を持っています。 この要素は、C dur特有のものではなく、dur全てに共通する要素なのです。 試しにソの音から始まるG durも、同じように隣り合う音の音程を調べてみましょう。
ほら、同じでしょ?(^^) このことから、A durを記譜したいのであれば、ラ(A)から長・長・短・長・長・長・短に当てはまるように 順に書いていけばA durの出来あがり!です。
さて、今回は「♯系 dur」の音階について、お話しました。
第1線とか第1間とという言葉も出てきました。言葉で書くとなんだか難しそうです。 |