《曲データの作り方》
データを作ってみましょう。
懐かしい曲をサンプルに作ってみましょうか。(^^)
「起立!礼!着席!」ってのを、ピアノに合わせて授業の開始(終わり)の挨拶でやりませんでしたか?
「ちゃ〜ん、ちゃ〜ん、ちゃ〜ん」ってやつ。←分かるかぁぁ!はい、そうですね。
今ので分かった方も分からなかった方も、とにかく一緒に作っていきましょう。
作る曲:「起立・礼・着席」ハ長調
初期設定
五線譜に音符を書く時、いきなり曲を書き始めるのではなく、 まずト音記号を書いて、調号(♯や♭)を書き、拍子を書きますよね。
MIDIデータを制作する時もいきなり曲を打ち始めません。
最低限必要な初期設定をしてやる必要があるのです。
ここではプログラム・バンク(PG.BANK)と音色(PROGRAM)、音量(VOLUME)、
音の定位(PANPOT)を設定しています。
それでは、1からいきますよー。
レコンポーザを起動し、新規ファイルを用意してください。
[ファイル]から[新規作成]です。
トラックセッティングを開き、1トラック目(Tr.列の数字1の所)をダブルクリックして トラックエディタを出現させましょう。
トラックエディタにこう書きます。
PG.BANK 0
[編集2][スペシャルコントローラ][コントロールチェンジ2]PROGRAM BANK MSB
PG.BANK32
[編集2][スペシャルコントローラ][コントロールチェンジ2]PROGRAM BANK LSB
PROGRAM
[編集2][スペシャルコントローラ]PROGRAM CHANGE
VOLUME
[編集2][スペシャルコントローラ][コントロールチェンジ1]VOLUME
PANPOT
[編集2][スペシャルコントローラ][コントロールチェンジ1]PANPOT
VOLUMEは127(最大値)に、PANPOTは64(センター)にセットしましょう。
メジャーエンド(小節区切り線、赤ライン部分)を入れ、空小節を1つ作ります。
[編集2][トラックデータ]メジャーエンド
空小節
パソコンキーボードのEnterを1回押しましょう。
メジャーエンド→Enter→メジャーエンド で空小節が出来ました。
これで曲データを作る準備が出来ました!