和音を打ち込みたい時は
和音(同時に2つ以上の音を鳴らす)を打ち込みたい時は、このように書きます。
図では、
4つの音(C3.G3.E4.C5)が
同時に2分音符分鳴っています。
C3.G3.E4.C5の順番を入れかえて、C3.E4.G3.C5と書いても鳴る音は同じですが、
上図のようにNOTE(音の高さ)を降順で書いた方が、見やすいです。
ST(音符の長さ:ここでは96)列を
空欄にしたい場合は0(ゼロ)と入力します。
ひょっとすると、混乱している方もいらっしゃるかもしれませんね。
なんで0って入力するの?0って入力したら、発音しないんじゃないの?みたく・・・。
では、この和音の音のひとつひとつのSTに数値を入力するとどうなるでしょう?
このように2分音符がひとつずつ単音で打ちこまれていくことになります。
最初の音
C5を96(2分音符分)の長さで発音→
E4を96の長さで発音→
G3を96の長さで発音→
C3を96の長さで発音しているのですが、だけど、ここで鳴らしたいのは
和音です。
最初の音
C5を
0(音符の長さなし)の長さで発音→
E4を
0の長さで発音→
G3を
0の長さで発音→
C3を
96の長さで発音させれば
和音になるのですが、ここでの
0は、
発音しないという意味ではなく、最初の音
C5を
0のST分発音、つまり
音符の長さを保つことなく次の音を発音させているのです。
そして
E4・G3も同じく、音符の長さを保つことなく発音し、最後の音
C3のSTに96を指定することによって、ST96の和音が完成されるのです。
パッとしない方は、あまり難しく考えず、「4つの音を和音で2分音符分鳴らしたい時は、STを
0.0.0.96と書けばよいのだな。」と覚えましょう。